山本機工  納入例3

 
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Yamaki

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北海道オーホーツク海の主力漁業の一つがホタテ養殖。

地まき養殖が主流で多くの漁協が漁場を4区画に分割して漁協所有のケタ引き船(自営船と呼ばれてます。)で大規模な経営を行っています。

今春進水の5隻をご紹介します。

船首ブリッジと船尾の機関室、中間のデッキスペースを大きく取る特徴的なフォルムです。

おかげさまで全船に弊社サイドスラスターと主機前に増速機をご採用いただきました。

2009年進水 ホタテ桁引き船14トン型 北海道 オホーツク地区   佐呂間、湧別、紋別

2009年7月記載








第三十八さろま丸 造船所(株)ケーヤード

主機前のレイアウト

第五十三、五十五ゆうべつ丸 造船所(株)村上鉄工所

第一、二もんべつ丸 造船所(有)須賀ケミカル産業

20年ほど前に建造された同形船の主機前をのぞいてみると、

複数の油圧ポンプや発電機がベルトで横引きされ、スペースも前後方向が2m以上あります。

しかし弊社増速機をご採用いただいた最新の船では、下図のように機器類は非常にコンパクトにまとまっています。加えて20年前には無かったスラスター用のポンプも組み込まれてます。漁労機も増えて油圧ポンプも大きくなっています。


主機前スペースが狭くなった分、ホタテの収容スペースを広く取れます。14トン型という制約の中で少しでも多くのホタテを積載して稼働効率を上げたい、増速機をご採用いただくようになった最大の理由がここにあります。


スペースは狭くてもベルトも少なくすっきりまとまってますから保守性は向上しますし、なによりも油圧クラッチ内蔵の増速機EZシリーズならそもそも保守そのものが簡単です。