山本機工 トピックス2

 
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水陸両用バス スターンドライブ

2009年4月記載

日本初の国産水陸両用バス LEGEND零ONE号
2008年7月、大阪で行われたデビューイベントの模様です。
このバスは、8トンの4WDトラックをベースに船尾(車尾??)に
弊社スターンドライブYS350がセットされた水陸両用バスで、
特殊車両メーカーのコーワテック株式会社が製造。

日本水陸観光株式会社が、栃木県日光市の湯西川周辺で川治ダム湖クルージングの営業運行を行っています。(2009年は、7月より運行開始予定。)

道の駅「湯西川」を出発して一般道路を走り(この時は「車」です。)ダム湖に到着すると、「船」用のエンジンを始動し、女性ガイドのかけ声に合わせ「さん、にい、いち、ゴー」でスロープを下り(まだ「車」です。)水しぶきを上げながら湖面に突っ込むそうです。(ここから「船」)
そして、ゆっくり湖面クールズを楽しんだ後は、再びスロープを上がり何事もなかったように一般道路を走り道の駅に戻ります。

運転席には、通常の車両用ハンドル類とその斜め横にスターンドライブ用の舵などが並んでいます。
http://www.kowatech.co.jp/index.htmlhttp://www.japan-ducktour.comshapeimage_8_link_0shapeimage_8_link_1

ドライブ YS350-3S


 エンジンは、2リッタークラスのマリンエンジン(max115ps/3600rpm)で、標準のマリンギヤ(減速比2.58)によりドライブを駆動して、ダイヤ550ミリというこのクラスのエンジンのドライブ船では考えられない大径プロペラをまわすという、目新しい組み合わせです。


 ちょうど400psクラスのエンジンを搭載した船が、1400rpm付近の回転で走行する、というようなイメージになろうかと思います。

船速をあまり必要としない大型の船を小馬力のエンジンで効率よく走らせるには合理的な方法ではないでしょうか。


 湖上での速度は15Km/h(ホームページより)となっていますから、おおよそ9.7ノット。

船体(車体?)は、全長11.85m  全長2.5m  吃水深さ0.83  重量8.7tとかなり大柄です。

スターンドライブですから、エンジンの据え付け場所も比較的自由にレイアウトできますし、防振対策も可能ですから、屋形船などお客様を乗せてゆっくり走らせる船に最適ではないでしょうか。

敬称略

製品の詳細