山本機工 トピックス3

 
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Yamaki

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ピストンモーター駆動のサイドスラスターです。

2011年6月

最大の特徴は、クレーンとシリーズ回路が組めることです。

なぜ、シリーズ回路が組めるのか?
採用したピストンモーターA2FMは、標準のベーンモーターと異なり背圧がかかる回路でもOK。
図のようにクレーンの前に入れて、クレーンのシリンダーが
伸びきったり縮んだりした時に発生する急激な圧力変動(それも最大圧力まで!)でも、ビクともしません。

それが、なぜメリットになるのか?
スラスターをちゃんと効かせようと思うと、適当な流量と圧力が必要です。特に、必要圧力がしっかり確保できないとせっかくスラスター付けたのに風があると動かない、などという結果になります。多くの漁労機器とシリーズ回路を組むと、配管抵抗に多くの圧力を取られてしまい、この状態になる場合が大いにあります。ですから、スラスターは、漁労機器のポンプとは別の独立したポンプで回すのが理想的です。
しかし、狭い主機前でスラスター用にポンプをもう一台、となると困難な場合も多い。(特にスラスターの増設、というような場合。)
それで、クレーン回路に入れよう、という発想が生まれます。クレーン回路ならもともと高圧のポンプや配管が普通ですから、必要な圧力が確保できて、ちゃんと能力が発揮できる。コスト的にも専用ポンプ1台、よりは経済的。
(経済的、とは申しましても、ピストンモーターが少々高いんですが、、、、。しかし、それもこれも、ちゃんとスラスターを効かせたいからです。適当に配管つないで、「一応動きます」では、申し訳ないですから。)
発案者は、残念ながら山本機工ではありません。
北海道釧路市の油圧商社 ㈱マリンレックスです。
すでに20台以上の販売実績で好評をいただいてます。

特徴

マリーンクレーン

電磁弁

ポンプ

第十八恵祐丸様(4.9トン)

第二十八千代丸様(3.9トン)

第八 拓洋丸様(4.2トン)

今春北海道サロマ湖で進水式を終えた船のうち、

このスラスターをご採用いただいた皆様です。

全船、スラスターは250mmのYSS25L/A2FM28です。

あまり、弊社のスラスターをご採用いただいていない地区の方には驚きかもしれませんが、ヤマキのスラスターなら、6トンクラスまでは250mmが標準です。ちなみに、15トン未満船までは300mmが標準!。

ちゃんと油圧回路の流量と圧力を設計していただければ、ヤマキのスラスターなら動きます。

北海道釧路市星が浦大通4丁目42号

 株式会社マリンレックス

  TEL0154-53-3235  FAX0154-53-3233